ToBeリストってご存知でしょうか?
『To”Do”じゃないの?』
『書き間違いじゃないの?』
と思うかもしれませんが、ToDoリストとToBeリストは全く別物です。
今日は『理想の自分を書き示すための方法であるToBeリストの紹介と、
日常での活かし方』ということについて書いていきます。
目次
こちらの書籍としては『今時の1億円プレイヤー』と、
『昭和〜平成の1億円プレイヤー』の価値観の違いについて書かれています。
様々な価値観や行動について、
『現代の一億円プレイヤーなら〜〜〜』
『昭和〜平成の一億円プレイヤーならxxxx』
のような切り口で語られています。
その中の1コンテンツがTOBEリスト。
『旧世代は「ToDo」リストをすぐ作る』
午堂 登紀雄. 年収1億円を稼ぐ人の頑張らない成功法則 より.
『新世代は「ToBe」リストをいつも持っている
TOBEリスト以外でも『なるほどね〜』という話が多く、
モノの考え方を知る上でもとても面白い書籍でした。
“ToDo”リストを使っている方はたくさんいるかと思います。
ToDoリストでは今日、あるいは今後の”やるべき事”をリスト化して管理する方法ですね。
一方”ToBe”リストは”やるべき事”ではなく『理想のあるべき姿』を管理します。
選択や決断に迫られたとき、「これは自分のToBeに貢献するか」と考えれば、おのずと「やる」「やらない」が明確となる。そしてそこで「やる」が選択された場合にも「どのようにやるか」が見えてくるはずだ。
午堂 登紀雄. 年収1億円を稼ぐ人の頑張らない成功法則 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.541-543). Kindle 版.
そう、ToBeリストを作っておくことは、
“やる事“が明確になるのではなく、
“やるべき(あるべき)事“が明確になるわけですね。
日々の過ごし方から将来に向けた選択まで、
自分の行動指針を明確にすることができるものがToBeリストというわけです。
理想の自分を書き示すとなると大ごとな感じがしますが、
そんなに大袈裟なことを考えなくても日々の生活に十分生かすことができます。
例えば、ToDoリストを使ってタスク管理をする際、タスクの粒度をどのぐらいにするべきかは悩ましいところですよね。
あまり考えなしに書いてしまうと、漠然としたタスクになりいつまでも”完了”にできない恐れがあります。
そんな時は、一度ToBeリストとして「どうなりたいか」を書いてみると良いと思います。
ToDoリストだけだと、この「どうなりたいか」を意識しないので、
そのタスクの必要性や関連性が曖昧なまま積み上げてしまいがちです。
一度TOBEリストを作って、最上位の目的やあるべき姿を描き、
何段か深掘りをした内容からToDoに落とし込んでいきましょう。
そうすることで目的に沿ったタスク設定や細分化、関連性の可視化がしやすくなると思います。
今日は理想の自分を書き示すための方法であるToBeリストの紹介と、
日常での活かし方について書いてきました。
理想像とかあるべき姿とか言われるとちょっと萎縮してしまいますが、
そこまで壮大な話ではなく『日常のやりたいことを明確化する』ぐらいの使い方でも
かなり有用なのではと思います。
例えば
– 何か始めてみたけれど挫折してしまった
– やりたいことがあったはずなのに無駄に休日を過ごしてしまった
なんてこともありますよね。
そんな時、近い将来のあるべき姿ややりたいことをToBeリストとして書いておくことで、
やりたい事と今やるべき事が繋がることで自分の行動を変えるきっかけになるかもしれません。
簡単でいいので、試しにToBeリストを書き出してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。