最近は音声コンテンツの配信が盛んになりましたね!
VoicyやStand.fmなど、音声配信するメディアが増えてきました。
またYoutubeでも学びをテーマにしたコンテンツが増えてきて、
何かを”聴く”ことの重要度が増してきたように感じます。
さて、そんな多様なコンテンツを聴く際に、
あなたはどんなイヤホンを使っていますか?
筆者の場合、イヤホンを選ぶ際の基準になるのは
– 音質面、特にフラットで解像度が良いか
– 外音への遮音性が高いか
の2点を重視することが多いです。
どんなに音の良いイヤホンでも、
通勤電車の中など騒音が飛び交う環境では、
その良さが十分に発揮することは難しいですよね。
流れている音楽にのめり込むのを邪魔されてしまったり、
学びのためのコンテンツに集中しきれず頭に入らなかったり。。
また、騒音に負けないように音量を上げてしまっては、
周囲の迷惑になったり、自分の耳を傷つける可能性もあります。
そのため、ノイズに対する遮音性というのはかなり重要だと思うんですよね。
この記事ではそんな筆者が愛用している二つのイヤホン、
– Etymotic Research ER-4SR
– BOSE QuietComfort Earbuds
についてご紹介します。
- 音質重視!でも遮音性もしっかり欲しい:Etymotic Research ER-4SR
- ノイキャン重視!徹底的に遮音したい:Bose QuietComfort Earbuds
目次
Etymotic Research ER-4SR
一つ目はEtymotic Research の ER-4SRです。
こちらは有線式のイヤホンで、2019年頃から使い始めました。
このイヤホンの良さは、なんといってもその分解能の高さ!
他のイヤホンやスピーカーでは聞き取れないような音も、
ER-4SRであれば明瞭に聞き取ることができます。
普段何か曲を聴きながらフレーズをコピーしたり、
バッキングでどんなことをしているのかを確認するためには、
この解像度の高い音は最高だと思います。
単純に音楽を聴くだけでも文句なしですね。
また、より低音を重視する方にはラインナップとして『ER-4XR』があります。
ER-4SRは原音忠実のフラットな特性を持つのに対して、
ER-4XRは低音を少し強調した特性になっています。
とは言え、ER-4SRでも低音の不足は感じず、非常にタイトな低音を鳴らしてくれます。
派手さはありませんが、個人的にはこれ以上低音を強調する必要はないかなと思います。
ER-4SRは、イヤーチップの形状により非常に高い遮音性を誇ります。
いわゆるノイズキャンセリングとして紹介されるような、
マイクで取り込んだ外音を利用してノイズを除去するタイプではありません。
見ての通り、イヤーチップがよくあるインイヤー式のものとちょっと違い、
3段の耳栓型になっています。
(3段キノコなんてよく書かれますが。。)
ちょっと付け方にクセがあるのは間違い無いのですが、
この形状により外音をかなりのレベルでシャットアウトしてくれます。
耳栓とイヤホンを同時に利用しているような感じですね。
一方で、かなり強力な遮音性で電車の走行音も気にならない程なのですが、
逆に遮音性が強すぎることがデメリットとも言えます。
例えば周囲の音が聞こえなさすぎて、歩きながら使用するのは危険です。
アクティブノイズキャンセリングのようにレベル調整はできませんので、
歩行中などはイヤホンを使用しない方が良いでしょう。
実はこの記事を書きながら気づいたのですが、
ワイヤレス化のためのリケーブルも発売されたようです。
イヤホン自体にはワイヤレスの機能がないため完全ワイヤレスにはなりませんが、
イヤホンをそのままにワイヤレス化できるのは嬉しいですね。
BOSE QuitComfort Earbuds
最近メインで使用しているのが、こちらのイヤホンです。
ER-4SRを使っていると、正直パッシブでもこれだけしっかり遮音できるなら、
アクティブなノイズキャンセリングなんて不要かな、と思っていました。
。。。実際にアクティブノイズキャンセルを体感するまでは。
ER-4SRに不満はなかったものの、やっぱりワイヤレスの快適さも欲しい。
と言うことで購入したのがこの『Bose QuietComfort Earbuds』です。
Boseといえばノイズキャンセリング性能の高さは有名ですし、
以前ヘッドフォンを試聴した際にそのレベルの高さに感動した覚えがあります。
他にはいわゆる「Boseサウンド」を体験してみたいというのもありました。
正直、アクティブノイズキャンセルがここまで快適とは思いませんでした。
イヤホンを装着してBTに接続すると、ノイズキャンセリングがスタートします。
そうするとスーッと周囲の音が無音になっていくんですよね。
最近は電車の走行音に加え、換気のために開けた窓からの騒音も加わるため、
より一層雑音が酷い状況です。
そんな中でもほぼ気にならないレベル(少なくとも音楽などを邪魔されないレベル)
にまでノイズを除去してくれます。
人の話し声は雑音に比べるとやや聞こえてきますが、
車内アナウンスなどに気づかないのも困りますのでこれはこれで丁度良いのだと思います。
またER-4SRのようなパッシブなノイズキャンセリングではレベル調整できませんが、
こちらは10段階の調整が可能です。
使用するシチュエーションによってレベルを切り替えることで、
安全に音を楽しむことができます。
ER-4SRに比べてしまうと、解像度の面では少し不満もありますが、
質感の高いしっかりとした低音が鳴るのはさすがBoseといった感じです。
口コミなど見ると、他のBose製品に比べると低音が大人しいという評価も見られますが、
筆者としては派手すぎず、バランスよく低音が聞こえるのがむしろ好ましいです。
この辺りは好き嫌いが分かれるポイントかもしれませんね。
公称値だと、バッテリーは6時間+12時間(ケースによる充電時)とされています。
筆者の場合、主に通勤で1日あたり2時間程度使用しますが、
一週間程度ではバッテリーが尽きることはありません。
うまく行けば二週間ぐらい充電しなくても行けるのかな?
イヤホン装着時にバッテリー残量もアナウンスしてくれるのも分かりやすくて良いです。
終わりに
この記事では、筆者が愛用しているイヤホン2つをご紹介しました。
それぞれパッシブ・アクティブと仕組みは異なるものの、
強力な遮音性を誇るイヤホンです。
せっかくの自分時間を、外からのノイズで邪魔されたくないですよね。
音楽や音声、動画などを聴くのはもちろん、
何かに没頭したい時のプラスαの工夫として、
遮音性の高いイヤホンを装着するのは非常にオススメです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。